爪もみ普及委員会

爪もみとアトピーについて

爪もみはアトピーにも効果があると言われていますが、当然、爪もみするだけでアトピーが改善されるわけではありません。

私も小さい頃からアトピー性皮膚炎を持っており、大人になってからも数年間アトピーがひどくなりました。
いわゆる、成人アトピーですね。

子供の頃は、肘や膝の裏、足の付け根付近などのアトピーがひどかったです。

子供の頃のアトピー治療は、ステロイド薬のみでした。
子供の頃なんてステロイドに副作用があるなんて知らなかったので、ちょっとかゆいところがあると、すぐステロイドを塗っていました。

アトピーがひどくなる季節は、春・秋でいわゆる季節の変わり目にかゆくなりました。

高校生くらいになると、アトピーが少し落ち着いてきて、ほとんどステロイドを塗ることもなくなりました。

しかし、大学生の頃に、眠っていたアトピーが目覚めました。それもパワーアップして・・・。

子供と大人でアトピーの症状が違った

肘や膝の裏は子供の頃よりはマシなのですが、大人になってからは、顔や胸、背中など子供の頃には発症しなかった箇所にアトピーが出るようになってしまいました。

顔全体にアトピーが出たのは本当にショックでした。
人前に出るのも辛かったです。久しぶりに自分に会った人はビックリしていました。

顔だけでなく、頭の中も痒かったり、耳も痒かったりしました。眉毛も抜けて薄くなりました。

昼間は人前に出るのが苦痛だったし、夜は夜で背中などが痒くてあまり睡眠が取れず苦痛でした。

アトピーって一番夜中に痒くなるものだと思います。布団の中で体を温めると痒くなります。

無論、昼間も痒くなりますが、意識があるうちは我慢できたり、力を弱めてかくことができます。しかし、寝ている間は無意識のうちに痒いところをかきむしってしまうので、アトピーの部分が傷になりよけい治りにくくなったり、広がったりします。

こんな生活が約4年続きました。
しかしその4年間の間に人前に出るのが嫌だからといって家に引きこもったりはしませんでした。

学校にも行きましたし、バイトにも行きました。何か他事をしていれば、かゆさも紛れます。

ただ、外には出てみるものの、ストレスは常にありました。そんな状況の中、就職活動もしました。
見た目で落とされるのを覚悟でがんばりました。結果、内定をいただきました。

アトピーだからといって、消極的になって家に引きこもるのはよくありません。家にいて治るものなら、皆さんこんなにも悩みません。

アトピーの完治は難しいです。
一生付き合っていかないといけない病気だと思っています。まず、そう思うことが治療への第一歩です。

私がアトピーの症状を軽減させた方法を紹介します。もちろん個人差がありますので、参考程度にしてください。

1.体質改善

子供の頃から汗をかきにくい体質でした。
汗をかきにくい=新陳代謝が悪い
とうことで、漢方薬で体質改善を図りました。

漢方薬は即効性が無く、保険適用外で高いイメージがありますが、ものによってはそのとおりです。

私も1年以上飲み続けてようやく体質が変わってきました。
今では普通よりも汗かきになったくらいです。

2.ステロイド薬を適度に使用

漢方薬で体質改善しただけでは、アトピーは治りません。ステロイドにも頼りました。

ステロイドは副作用が怖いですが、使い方によって大変効果的です。
気をつけることは次の3点です。

  1. 症状がひどいときのみ使用
  2. 塗りすぎは厳禁、適量を塗る
  3. 顔や首に塗るステロイドは専用のものを塗る

特に3番目の顔や首に塗るステロイドですが、体に塗る用のステロイドでは顔や首には刺激が強すぎます。よけい悪化するおそれがあるので、絶対使用してはダメです。

病院で刺激の弱いステロイドを処方してもらい、適量を塗るのがベストです。

ちなみに頭皮用の薬もあります。医者に「頭もかゆいのですが」と相談してみましょう。

ステロイドは大変効く薬なので、連日の使用はNGです。
効くからといって調子にのって使用していると、副作用がでることがあります。

症状が軽いときは、保湿用のクリームなどを塗っておきましょう。
(病院で処方してもらえると思います)

3.食事に気をつける

インスタント食品、スナック菓子、甘いものなど体にあまりよくなさそうに感じる食べ物は、アトピーにもよくないです。

私の場合は、特に甘いものに敏感に反応するようで、甘いものを食べすぎるとアトピーが悪化します。

辛いものは食べても悪化しません。
むしろ、新陳代謝がよくなっていいのでしょうか?これも個人差はあると思います。

肉、卵も問題ありませんでした。野菜はもちろん食べましょう。

4.シャンプー、石鹸

風呂に入るときに、石鹸やシャンプーを使うと思いますが、低刺激のものを使うといいです。

アトピーの人は敏感肌なので、刺激物があまり入っていない敏感肌用というのがあれば一度試してみてください。

シャンプー、リンスを流すときは、前傾姿勢になり、体にシャンプー・リンスの泡がつかないように気をつけています。

体を洗う道具も、アトピー部分をあまり刺激しなさそうなものを使ってみてください。なかなか自分に合うのを見つけるのが大変なので、根気よく探して試してください。